たとえヘルメットをしていても、バイク・原付で事故にあった場合、脳挫傷等の頭部外傷を負うことがあります。自転車の場合は尚更です。
以下の特徴がある場合、高次脳機能障害になっている可能性があります。
・事故直後に意識障害があった
・記憶力、判断力、注意力が低下した
・言語発声、理解の困難・低下
・思い通りに遂行することができなくなった
・物事を遂行するのにとても時間がかかるようになった
・すぐ寝てしまう
・怒りっぽくなった、感情を抑えられなくなった
初診時に頭部CTを撮ったが異常がないと言われた場合であっても、撮影の種類・方法が悪かった場合もありますので、上記のような症状が見られる場合、早期にMRIで検査をしましょう。
高次脳機能障害になっている場合、早期にリハビリを開始したほうがよいと言われているので、高次脳機能障害を扱っている専門医を受診しましょう。
また、高次脳機能障害になった場合、適切な資料を早期に集めて申請しなければ、適切な後遺障害の認定が受けられない恐れがありますので、ご注意ください(高次脳機能障害の詳細についてはこちら)。
Last Updated on 2022年5月21日 by hbKgdLQSdgROBUU09W1o6LNBxJPcYvDe