一口に健康保険といっても様々なものが存在します。各市町村が運営している国民健康保険や一般企業が運営している健康保険。怪我や交通事故のための保険やがん保険など多岐にわたります。
しかし実際に健康保険とはどういったものなのか?どうやって成り立っているのか?
気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、健康保険とは何かをテーマにお話させていただきます。
■国民健康保険とは?
国民健康保険とは、日本における社会保障制度の1つであり、国民健康保険の加入者が怪我や病気、出産や死亡したときに、必要とされる医療費が一部保険料から支払われる制度のことをいいます。
国民健康保険は国が運営していると思われがちですが、各市町村ごとに運営しており、手続きは全て住所登録してある各市町村ごとに行います。
したがって市町村ごとに保険料の算出方法が異なっているのが特徴です。
■公的健康保険とは?
健康保険とは病気や交通事故が原因となり仕事を一時休業しなくてはならない状態に陥ったとき、収入が途絶えて生活が不安定になっています。
そんなときに備えるために加入する医療保険制度と定義されています。
この健康保険の運営は日頃より加入者が保険料を支払うことでそれを財源とし、必要なときに必要な人に保険料を付与するという形になります。
国民健康保険と公的健康保険の簡単な違いは、国民健康保険は医療費が一部免除され、公的健康保険は必要に応じて保険料が付与されるという点になります。
さらに日本では国民皆保険制度があるため、日本いる以上性別や国籍を問わず必ず何かしらの健康保険に加入していなくてはなりません。(外国籍の方は1年以上日本に在留することが決まっている場合のみ)
■健康保険と弁護士の関係性
健康保険の支払いを滞納してしまっている、健康保険会社が適正な保険料を支払ってくれない等、健康保険に加入していると様々なトラブルが起こることもあります。
そんなとき健康保険に関するトラブルを専門に取り扱っている弁護士が存在します。
保険料などに関する高度な法知識をもっており、国民健康保険の加入の仕方がわからないといった簡単な案件から訴訟まで幅広いトラブルに対応しています。
お気軽に神戸ライズ法律事務所までご相談ください。
いかがですか?今回は保険とはなにかをテーマにお話させていただきました。
日々の生活に備えて健康保険はしっかりと加入しておく必要があります。
しかし様々な健康保険に加入しすぎて生活が苦しくなるという方もいらっしゃるので、自身の経済状況としっかりと相談した上で加入をしましょう。